著者が有名な論文は高評価になる
Free!泣く子も黙るノーベル賞学者と無名の学者の共著論文をノーベル賞学者の名前のみ記したもの、無名の学者の名前のみ記したもの、著者名を記さないものの3通り用意してそれらのいずれか1つを研究者313人に渡して査読を依頼した結果、ノーベル賞学者のみ記したものは却下の判断の割合が最も低く(23%)、中身は同じでも無名の学者のみ記したものは逆に殆ど(65%)が却下すべきと判断されてしまいました。
受理(少しの手直しでの受理も含む)の判断の割合も果たして知名度の影響が大きく、ノーベル賞学者を記したものは大半の59%が受理すべきと判断し、無名の学者を記したものを受理すべきと判断したのはわずか10%のみでした。
試験で使われた共著論文はその後手直しされてpreprintとして公開されています。
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