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膵癌ではGSK-3 Betaという物質がNF Kappa Bを活性化して増殖を促進している

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2005-03-15 | コメント

多くの腫瘍では、細胞の生存や増殖、血管形成に関わるNF Kappa Bという遺伝子転写因子が過剰発現しています。


メイオクリニックの研究者等が、膵癌ではNF Kappa BがGSK-3 Betaという物質によって活性化されていることを突き止めました。

GSK-3 Betaの発現を抑制すると、膵癌細胞が縮小することが確認されています。

NF Kappa Bは抗がん剤の耐性に関与していることから、膵癌の標準化学療法剤・gemcitabineとNF Kappa Bを組み合わせると、膵癌を効果的に治療できると考えられました。

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