基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

KAI Pharmaceuticals社 3500万ドルのシリーズBファイナンスを完了

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2006-05-03 | コメント

2006年5月2日、KAI Pharmaceuticals社は、3500万ドルのシリーズBファイナンスを完了したと発表しました。

このシリーズBファイナンスで得られた資金は、タンパク質キナーゼCをターゲットにした治療薬の研究・開発に充当します。KAI社は、急性心筋梗塞、脳卒中やその他の虚血性疾患、血管新生、神経因性・炎症性疼痛を含む様々な疾患をターゲットにしてタンパク質キナーゼ阻害剤を開発しています。

KAI社のリード化合物は選択的δPKC阻害剤・KAI-9803です。KAI-9803は、急性心筋梗塞に伴う虚血と再潅流傷害の抑制剤として開発されています。既存薬との併用薬という位置づけで開発されています。

最近、心臓発作患者を対象にしたKAI-9803の第1/2相試験の患者エンロールが完了しました。この試験の結果は今年後半に発表される見込みです。去年12月には、第一三共とKAI-9803の開発で提携しました。

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