リゾホスファチジン酸合成酵素オートタキシンの阻害剤で肥満を減らしうる

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2022-07-05 | コメント

空腹で増えるリゾリン脂質・リゾホスファチジン酸(LPA)が大脳皮質の神経を興奮させて摂食を促すと分かりました。

LPAの放出は視床下部のAgRP神経細胞に制御されており、AgRP発現細胞を除去したマウスでは空腹に伴うLPA上昇が少なく、摂食亢進がありませんでした。

また、LPA合成に与る酵素オートタキシンの阻害剤は摂食を抑制し、肥満マウスの体重を減らしました。

シナプスのLPA伝達に難がある人は太りやすく2型糖尿病を生じやすいことも示されました。

研究者はATX阻害剤の開発に取り組んでいます。

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