Sarepta/Rocheの筋ジストロフィー遺伝子治療でさらに1人が急性肝不全で死亡
 ・ Rocheが米国外での販売権利を有している旨短く追記しました。
長寿の村の細菌がうつ病や鼻炎に有効
 ・ 幾つか加筆修正しました。
心臓手術患者の血を幾らか体外に一時的に待避させて戻す手立ての取り柄示せず
 ・ 回避を退避に変えるなどの表現の訂正をしました。

成人の約64%が重すぎる英国イングランドがLillyの肥満薬を段階的に提供する予定

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2024-10-05 | コメント

英国イングランドの公的医療がEli Lillyの肥満薬tirzepatide(チルゼパチド)の段階的な提供を予定しており、昔ながらの地域の診療や遠隔診療(virtual clinic)での多岐にわたる手段を介して第一弾の3年間に25万人近くが同剤を手にできる見込みです。

NHSで使う治療を決めている費用対効果評価機関NICEの案でまず最初にtirzepatideを使えるのは体重絡みの持病(高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸、心血管疾患)が3つある肥満度指標(BMI)40(kg/m2)超の人です。続いて体重絡みの持病が2つあるBMI 40超の人、最終的には体重絡みの持病が1つでBMI 40超の人が同剤を使えるようになります。

2022年の調査によると英国イングランドの成人のおよそ64%が肥満か太り過ぎです。肥満関連の不調は毎年NHSに114億ポンドの出費を強いています。

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