基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

ARIAD社 進行した骨・軟部組織肉腫患者を対象にしたmTOR阻害剤・AP23573の第2相試験の途中解析結果を発表

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2005-11-17 | コメント

2005年11月16日、ARIAD Pharmaceuticals社は、進行した骨・軟部組織肉腫患者を対象にしたmTOR阻害剤・AP23573の第2相試験の途中解析結果を発表しました。


評価可能患者188人のうち、27%で腫瘍寛解/不変状態を持続しました。また、6ヶ月間の無増悪生存率は22%でした。これまでのデータによると、化学療法剤が効かない軟部組織肉腫患者の6ヶ月無増悪生存率は8%と推定されています。したがって、AP23573の22%というデータは非常に良い結果となっています。

この試験結果は17日の午後にAACR-NCI-EORTCの学会で発表されます。

mTORは、成長因子への癌細胞の反応を制御しています。また、VEGFへの作用を介した血液供給と血管新生をコントロールしています。血液癌または固形癌を対象にしてAP23573の第1相、第2相試験が進行中です。

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