BMSのOpdivoの膀胱癌初治療で生存が約3か月改善〜CheckMate-901試験

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2023-10-25 | コメント

Bristol Myers Squibb(BMS)の抗PD-1薬Opdivo(オプジーボ;nivolumab、ニボルマブ)の切除不能/転移性尿路上皮癌初治療の全生存(OS)改善効果がPh3試験CheckMate-901で示されました。

試験にはシスプラチンが相手しうる患者とそうでない患者のどちらも参加しており、今回発表されたのはシスプラチンが相手しうる患者の解析結果です。

Opdivoとシスプラチン化学療法をまず併用した後にOpdivoを単独投与した群のOSは2年近い21.7か月、まず化学療法のみ投与した後にOpdivoを単独投与した群のOSは1年半ほどの18.9か月でした。

シスプラチンが不向きな患者の解析結果はまだ示されていません。

Merck & Coの抗PD-1薬KeytrudaとSeagen/アステラス製薬の微小管阻害成分MMAE付きネクチン4結合抗体Padcevによる尿路上皮癌初治療のPh3試験KEYNOTE-A39/EV-302結果もほぼ時を同じくして発表されており、シスプラチンの向き不向きを問わない被験者全般の解析でのOSはCheckMate-901試験のOpdivo初治療のOSよりずいぶん見栄えがする31.5か月でした。

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