髄膜T細胞からのIL-17が高血圧症に伴う認知障害に寄与しているらしい
Free!高血圧症は頭を悪くしますがその仕組みはよく分かっていません。
高血圧症で増えることが知られるサイトカインIL-17が高血圧症マウスの認知機能障害に寄与していることが新たな研究で示されました。
高血圧に伴う認知障害に寄与するIL-17のもっぱらの出どころは腸や血中のT細胞ではなく脳の髄膜のT細胞であることも示されました。髄膜T細胞からのIL-17が脳のマクロファージのIL-17受容体を活性化することで組織を傷める酸化ストレスを誘発し、脳への血流が滞らせます。
いつもの降圧薬に加えてIL-17阻害剤を投与することが認知障害の治療手段となりうるかもしれません。
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