脊髄損傷後の筋肉消失をグルココルチコイド伝達の阻害で防ぎうる
Free!脊髄のより頭(脳)に近い方(T4-5より頭部に近い方)が損傷して副腎の中枢神経系(CNS)制御が失われることで生じる全身の筋肉減少がグルココルチコイド伝達を介することがマウスの実験で示されました。
そのグルココルチコイド伝達はどうやら副腎皮質ホルモン過剰をどうやら後ろ盾とするようであり、マウスのT3脊髄損傷に伴う筋肉減少を副腎除去で抑制できました。グルココルチコイド受容体の阻害剤
また、筋肉のグルココルチコイド受容体の除去は脊髄損傷の部位に応じた筋肉減少を防ぎました。
グルココルチコイド伝達の阻害は脊髄損傷後の筋肉機能を維持する手段となりそうです。
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