複雑性重症急性栄養不良は栄養回復後も収まらない炎症指標上昇を特徴とする
Free!入院を要する感染症、食欲低下、重度浮腫を伴う複雑性重症急性栄養不良(複雑性SAM)は炎症指標の上昇を特徴とし、その上昇はどうやら腸の病変を後ろ盾としていて栄養回復(退院)後も長く続くことが示されました。
長く続く炎症は組織を傷め、それに対抗するために上皮表面の修復が試みられるらしく、上皮再生の欠如は死亡や再入院と関連しました。
また、上皮修復の生理指標3つ・VEGF(vascular endothelial growth factor)、GLP2(glucagon-like peptide-2)、I-FABP(intestinal fatty acid-binding protein)の血漿濃度が高いことは死亡や再入院が少なくて済むことと関連しました。
該当するデータが見つかりませんでした。
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。