三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

承認薬の秘めた効果を見つける事業に米国政府が3年間に5千万ドル程を出す

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2024-03-12 | コメント

手の施しようがない病気への承認薬の秘めた効果を人工知能(AI)を頼りに見つける非営利事業Every Cureに米国政府が5千万ドル弱(4830万ドル、$48.3 million)を出します。

世間の健康に貢献する技術革新に取り組む研究開発支援するAdvanced Research Projects Agency for Health (ARPA-H) からの出資です。

殆どが効果的な治療のない1万を超える稀な病気の数々に受けて立つ秘めた才能を3千のFDA承認薬の面々からEvery CureはAIを利用して発掘します。

昨年Every Cureはペンシルバニア大学等との共同研究の甲斐あって顕になったadalimumabの効果が万策尽きた1人の特発性多中心性キャッスルマン病(iMCD)男性の命を救ったことを発表しています。adalimumab使用を始めて数日のうちに男性は臓器の機能を取り戻し、症状が治まって健やかに過ごせるようになりました。

iMCDに同剤がうってつけな事を更に示すための臨床試験の準備を研究者と協力して始めているとEvery Cureはその発表で述べています。

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