三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

J&Jと提携するContineum社が最大1億5000万ドルのIPO調達を計画

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2024-03-19 | コメント

Johnson & Johnson(J&J)の眼鏡にかなった多発性硬化症(MS)薬PIPE-307のPh2試験を進めるContineum Therapeutics社が最大1億5000万ドルのIPO調達の目論見書を証券取引委員会(SEC)に提出しました。

PIPE-307はムスカリンM1受容体阻害剤で、去年2023年2月(発表は4月)にJ&Jはひとまずの5000万ドル支払いと引き換えに同剤の権利を手に入れています。

Contineum社は再発寛解型多発性硬化症(RRMS)患者への同剤のPh2試験を実施しています。また、同剤によるうつ病治療のPh2試験をJ&Jが今年中に始める予定です。

Contineum社がMSや特発性肺線維症(IPF)の治療として自力で開発しているリゾホスファチジン酸受容体1(LPA1R)阻害剤PIPE-791は健常人相手のPh1試験が済み、肺や脳の受容体占有と薬物動態の関連を調べるPh1b試験が今年中に始まります。その結果を頼りにIPFや進行性MS対象のPh2試験の用量が決まります。

Contineum社はかつてPipeline Therapeuticsという社名でした。去年の12月にその社名変更が発表されています。

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