手術が差し障る恐れが小さい患者の経カテーテル大動脈弁置換TAVIの経過良好
Free!手術が体に障る恐れが大きくない(low or intermediate surgical risk)大動脈弁狭窄患者のの経カテーテル大動脈弁置換(TAVI)が大動脈弁置換手術(SAVR)に劣らず優秀なことがドイツでの無作為化試験DEDICATE-DZHK6で示されました。
試験では平均年齢74歳の1414人のうち約半数の701人がTAVI、残り約半数713人がSAVRに割り振られました。
TAVR群の1年間の死亡か脳卒中の発生率は5.4%であり、SAVR群の10%の半分ほどで済みました(ハザード比0.53、95%信頼区間0.35-0.79)。また、死亡のみの発生率はそれぞれ2.6%と6.2%でやはりTAVR群のほうがだいぶ少なくて済んでおり、その比較のハザード比0.43の95%信頼区間(0.24-0.73)上限もまた1未満に収まっています。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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