大動脈弁輪が狭小の患者にMedtronic社の自ずと広がる人工弁Evolutがより有効
Free!大動脈弁輪が狭小(430 mm2以下)な重度の大動脈弁狭窄症患者へのMedtronic社の自ずと広がる人工弁Evolut PRO/PRO+/FXの経カテーテル留置(TAVR)が風船(バルーン)で広げて留置するEdwards Lifesciences社の人工弁SAPIEN 3/3 Ultraに勝る効果がありました。
無作為化試験SMARTの結果です。
1年間の死亡、体を不自由にする脳卒中、心不全入院の比較でEvolut弁はSAPIEN弁に引けを取らず、それぞれの発生率は9.4%と10.6%でした。
弁機能不全(bioprosthetic-valve dysfunction)の発生率の比較ではEvolut弁がSAPIEN弁にだいぶ勝りました。Evolut弁で弁機能不全が発生した患者の割合は10人に1人に満たない9.4%でしたが、SAPIEN弁では5人に2人ほどの41.6%に発生しました(その差-32.2%、95%信頼区間-38.7%〜−25.6%、P<0.001)。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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