Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

Protherics社 敗血症治療薬・CytoFabの全世界での開発・販売でAstraZeneca社と提携

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2005-12-09 | コメント

2005年12月8日、救急医療と癌治療を専門とする生物医薬品会社・Protherics社は、敗血症治療薬・CytoFabの全世界での開発・販売でAstraZeneca社と提携したと発表しました。


現在、重症の敗血症患者を対象にしたCytoFabの第3相試験に向けて準備をしています。この第3相試験は、第2相試験終了後のFDAのガイダンスに沿って実施される予定です。第2相試験では、CytoFab投与患者で生存率が延長する傾向が認められました。

CytoFabは抗TNF-αポリクローナル抗体断片製剤です。

この提携はProtherics社にとって、ロイヤリティーを除いておよそ1億9500万ポンドの価値があります。また、AstraZeneca社はProtherics社に対して750万ポンド分の株式投資をします。この株式投資によってAstraZeneca社はProtherics社の4.3%の株式を保有することになります。

発売後には20%のロイヤリティーを得ることができます。

今後はAstraZeneca社がCytoFabの開発を担当し、Protherics社は主にCytoFabの製造を担当します。

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