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肝癌の肝動脈塞栓治療(TACE)と抗PD-1/L1薬込み治療の併用で無増悪生存改善

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2025-01-18 | コメント

抗VEGF薬ベバシズマブ(bevacizumab)と抗PD-L1薬durvalumabの併用かキナーゼ阻害剤レンバチニブ(lenvatinib)と抗PD-1薬pembrolizumabの併用を化学療法剤肝臓直接注入と腫瘍への血液供給阻止治療(chemoembolization、TACE)に追加することで切除不能肝細胞癌(HCC)患者の無増悪生存(PFS)が改善したPh3試験2つ・EMERALD-1とLEAP-012の結果が論文報告されました。

抗VEGF薬かキナーゼ阻害剤のいずれかとTACEの併用の先立つ試験が不首尾に終わっています。そこで、EMERALD-1とLEAP-012では抗VEGF薬かキナーゼ阻害剤のいずれかとTACEの併用に加えて抗PD-1/PD-L1薬も投与する3重治療が検討され、幸いにも無増悪生存(PFS)がTACE単独に勝りました。

EMERALD-1ではTACEと抗PD-1/PD-L1薬(durvalumab)の併用も検討されましたが、残念ながらPFSの比較でTACE単独に勝てませんでした。

また、どの組み合わせもTACE単独との全生存(OS)比較の決着はまだついていません。

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