子宮内膜癌患者のプロゲスチンとコレステロール低下薬併用で完全寛解率が向上

Free!
2025-10-02 | コメント

ホルモンのプロゲステロン(progesterone)の模倣薬プロゲスチン(progestin)は子宮内膜癌(EC)やその前駆病変の子宮内膜異型過形成(EAH)を妊娠能を保存して治療するのに使われます。

プロゲスチンが効かないEC/EAH患者の子宮内膜組織でのコレステロール蓄積亢進が認められ、コレステロールはプロゲステロン受容体B(PRB)に結合してプロゲスチン伝達を妨害することが示されました。

はたしてコレステロールを下げるロスバスタチン(ROS)はマウスのプロゲスチンの効きを良くし、Ph2試験のプロゲスチン(酢酸メゲストロール)治療EAH患者の完全寛解率を改善しました。32週時点の完全寛解率はROS投与群80%、そうでない群は43%でした。

関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。