Genmab/AbbVieのEpkinlyを濾胞性リンパ腫の治療2番手から使うことを米国承認
 ・ 誤記を訂正しました(先立つ治療が1回の、、、→先立つ治療が1回以上の、、、)
Dr. Reddy’sがImmutep社のPh3試験段階の抗癌剤の販売権利を取得
 ・ 薬剤名の間違いを訂正しました(efgartigimod alfa→Eftilagimod Alfa)。大変申し訳ありません。
Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。

Lillyの経口薬orforglipronへの注射薬からの切り替えの体重維持効果が示された

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2025-12-19 | コメント

目いっぱいの用量のWegovy(ウゴービ;semaglutide)かZepbound(ゼップバウンド;tirzepatide)を注射していた患者のEli Lillyの経口GLP-1薬orforglipron(オルフォルグリプロン)への切り替え後の低下体重維持がプラセボに勝りました。

もとは113.5 kgだった患者の体重をWegovy注射は95 kgに減らしました。その後の経口orforglipronへの切り替え1年時点の体重は95.9kgでした。すなわち切り替え時の体重95kgから0.9kg増えたのみで済みました。

Zepbound注射患者のそもそもの体重はWegovy注射群より重く115.8 kgでしたが、Zepbound注射でWegovy注射群より減って90.9 kgとなりました。その後のorforglipronへの切り替え1年時点の体重は切り替え時点より若干多く5 kg増え、Wegovyからの切り替え群と同じ95.9kgとなりました。

Ph3試験ATTAIN-MAINTAINの結果です。BMIが30以上か27以上で体重絡みの持病(高血圧、脂質異常、睡眠時無呼吸、心血管疾患)持ちの糖尿病ではない成人751人が参加した別口のPh3試験SURMOUNT-5を終えた被験者を引き継いで実施されました。

Lillyは太り過ぎや肥満の成人を治療するorforglipronを米国FDAにすでに承認申請しています。

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