基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

免疫が弱った時にだけ抗HIV薬を服用した時の効果を調べる大規模臨床試験の患者エンロールが中止された

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2006-01-19 | コメント

免疫システムが衰えた時にだけ抗HIV薬を服用した場合の有効性・安全性を調べる大規模臨床試験・Strategies for Management of Anti-Retroviral Therapy(SMART)の患者エンロールが中止されました。


この試験には世界33カ国でHIV感染患者5000人以上がエンロールされました。この試験では、抗レトロウイルス薬を継続的に服用した場合とCD4細胞が低下したときにだけ抗レトウイルス薬を服用した場合の効果・安全性を調べました。

この結果、薬剤を継続的に服用した場合よりも、免疫が弱ったときにだけ服用した方が病気が進行する割合が2倍高くなっていました。

また、免疫が弱ったときにだけ服用した場合の方が、心臓、腎臓、肝臓での有害事象が多くなっていました。

この試験には日本も参加していました。

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