基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

Proacta社 低酸素状態をターゲットにした低分子プロドラッグ・PR-104の第1相試験を開始

Free!
2006-01-25 | コメント

2006年1月24日、Proacta社は、低酸素状態をターゲットにした低分子プロドラッグ・PR-104の第1相試験を開始したと発表しました。PR-104は、化学療法や放射線療法を含む現在の癌治療の転帰を改善するようにデザインされた化合物です。


低酸素状態の腫瘍は、従来の化学療法剤や放射線療法が効き難い状態になっています。PR-104は、低酸素状態で活性化し、細胞死を引き起こす薬剤です。

この第1相試験では、Fluoro-deoxyglucose (FDG) と腫瘍の低酸素状態をターゲットにした造影剤を用いたPET画像解析により、腫瘍に対するPR-104の影響を調べます。標準的な化学療法剤とPR-104を併用したときの安全性を調べる第1相試験は2006年中ごろに始まる見込みです。

また、Proacta社は、Alta Partnersを初めとした投資家グループから合計1200万ドルのシリーズAファイナンスを受けたと発表しました。

この記事のカテゴリ
Proacta社
この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。