Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

トリテルペノイド(Triterpenoid)の一種・CDDO-Imidazolideは極微量で癌を予防する

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2006-02-16 | コメント

ラットの実験から、オレアノール酸から誘導されたトリテルペノイド(Triterpenoid)の一種・CDDO-Imidazolideは、Nrf2の活性化を介して癌誘発物質・aflatoxin(アフラトキシン)による発癌を抑制すると分かりました。


Nrf2は、細胞の防御機能を刺激し、細胞から毒性物質を排除する酵素を制御する役割があります。

様々な用量のCDDO-Imidazolideを投与した後にアフラトキシンを投与したところ、CDDO-Imidazolideの最低用量(50μg)投与で癌の前駆状態の発現が85%抑制されまた。また5mg投与では前癌状態の発現がほぼ完全(99%)に抑制されました。

非常に低用量で癌予防作用を発揮することから、癌予防薬として有望と考えられました。

Johns Hopkins大学のMelinda S. Yates等がCancer Research誌に発表した研究成果です。

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