Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

PDL BioPharma社 1型肝腎症候群(HRS)を対象にしたterlipressinの第3相試験の患者組み入れが完了

Free!
2006-03-25 | コメント

2006年3月23日、PDL BioPharma社は、肝硬変の合併症の一つで、急速に進行する腎不全を特徴とする1型肝腎症候群(HRS)を対象にしたterlipressinの第3相試験の患者組み入れが完了したと発表しました。


この第3相試験は、パートナーであるOrphan Therapeutics社が実施しています。

この第3相試験では、1型HRS患者の腎機能と生存に対するterlipressinの安全性と効果を評価します。合計120人がエンロールされました。患者は6ヶ月間追跡調査されます。今年後半には試験結果が発表される見込みです。

Terlipressinは天然のホルモン・lysine-vasopressinからできた12個のアミノ酸からなるペプチドです。血管を締め付ける作用により、内臓への血流を減少させ、これにより門脈血流の血圧を下げます。アメリカでは販売されていませんが、アメリカ以外の国では20年以上前から販売されており、食道静脈瘤出血の標準的な治療法となっています。

この記事のカテゴリ
PDL BioPharma社
この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。