Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

第一三共 アステラス製薬のOTC薬部門・ゼファーマ(Zepharma)を235億円で買収

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2006-04-01 | コメント

2006年3月31日、第一三共は、アステラス製薬のOTC薬部門・ゼファーマ(Zepharma)を235億円で買収すると発表しました。


4月13日付で有効となる今回の現金買収により、第一三共は、武田、大正製薬に次ぐ国内第3位の消費者製品メーカーとなります。

合併後のOTCビジネスの年間売り上げはおよそ500億円ですが、第一三共は年商1000億まで引き上げたいと考えています。

OTC部門の売却により、アステラス製薬は高マージンの処方薬に集中することができます。

一方、第一三共が、成長率が鈍くてマージンが低いOTC薬になぜ力を入れるのかについては疑問が残ります。

アステラス製薬は去年からゼファーマの売却先を探しており、大鵬薬品、小林製薬、Novartis社などが買収を申し込んでいたようです。

ゼファーマ社の売上げはアステラス製薬の全売上げの3%未満です。2004年の年間売り上げは224億円でした。6720億円の日本のOTC市場において、9番目に位置しています。一方、第一三共のOTC部門は8番目です。

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アステラス製薬社 DAIICHI SANKYO社
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