基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

大日本住友製薬 抗真菌剤・アムホテリシン B(amphotericin B)のリポソーム製剤・AmBisome注射剤(アムビゾーム点滴静注用50mg)が厚生労働省に承認された

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2006-04-23 | コメント

2006年4月21日、大日本住友製薬は、深在性真菌症治療剤・アムホテリシン B(amphotericin B)のリポソーム製剤・AmBisome注射剤(アムビゾーム点滴静注用50mg)が厚生労働省に承認されたと発表しました。

アムビゾームは、米国のGilead Sciences社から導入した、リポソームの脂質二分子膜中にアムホテリシンBを封入したリポソ−ム製剤であり、点滴注射後の血流循環中ではほとんど崩壊せず、真菌に接着した後にアムホテリシンBを放出することが種々の試験で確認されています。

アムビゾームは、次のような特長を有しています。

1. アムホテリシンBをリポソーム製剤化することで、アムホテリシンBの有効性を維持しつつ、腎臓等の副作用を低減しています。

2. 「真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症」の効能を、日本で初めて取得した深在性真菌症治療薬です。

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大日本住友製薬社
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