Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

バイエル薬品 販売中のアレルギー性鼻炎治療剤「バイナス錠」(Baynas、一般名:ラマトロバン)の日本国内での販売権を日本新薬株式会社に譲渡

Free!
2006-04-25 | コメント

2006年4月20日、バイエル薬品は、販売中のアレルギー性鼻炎治療剤「バイナス錠」(Baynas、一般名:ラマトロバン)の日本国内での販売権を日本新薬株式会社に譲渡することで合意したと発表しました。

バイナス錠は、アレルギー性鼻炎の原因となるプロスタグランジンD2とトロンボキサンA2の受容体を拮抗阻害する医薬品で、2000年5月にバイエル薬品により新発売され、昨年の売上は30億円(薬価ベース)でした。

バイエル薬品は、その強みである CVRM製品に事業戦力を集中して業務のさらなる効率化を図りつつ、新製品の発売に備えます。

日本新薬は、重点領域の一つである炎症・アレルギー領域の品揃えを強化し、耳鼻科、内科におけるアレルギー性鼻炎関連製品の売上拡大と活動効率向上を図ります。

日本新薬は、アレルギー性疾患治療剤として抗ヒスタミン剤のリボスチン点眼剤・点鼻剤を販売していますが、今回、経口抗アレルギー剤であるバイナス錠を加えることにより、アレルギー性鼻炎の様々な症状に対応可能となります。将来的には、現在、第V相試験を実施中のステロイド点鼻剤もラインアップに加え、今後、この領域での学術宣伝活動をさらに強化していきます。

この記事のカテゴリ
この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。