基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

Advancis社 Amoxicillin PULSYSの追加第3相試験の患者エンロールが完了

Free!
2006-06-02 | コメント

2006年6月1日、Advancis Pharmaceutical社は、A群連鎖球菌感染症による咽頭炎/へんとう炎の青年と大人を対象にしたAmoxicillin PULSYSの第3相試験の患者エンロールが完了したと発表しました。

この試験には成人/青年患者620人がエンロールされました。この試験の目的は、Amoxicillin PULSYSの1日1回投与の有効性がペニシリンの1日4回投与の有効性に劣らないことを証明することです。

今後数週間以内に治療とフォローアップ訪問が完了し、その後臨床データの解析が始まります。Advancis社は2006年8月中旬にこの試験のデータが発表できると考えています。

もし結果が良好であれば、2007年1Qの早い時期にAmoxicillin PULSYSをアメリカFDAに承認する予定です。

Advancis社は小児、青年/成人を対象にしたAmoxicillin PULSYSの第3相試験をすでに完了していますが、いずれの試験でもプライマリーエンドポイントを達成できませんでした。

2つの試験結果の詳細な解析を参考にして、Advancis社はAmoxicillin PULSYSの治療期間を7日から10日に延ばして新たな第3相試験を開始しました。その第3相試験が今回エンロール完了したこの試験です。

Amoxicillin PULSYSは、Advancis社の周期的薬剤放出技術・PULSYSを適用した1日1回投与のamoxicillin(アモキシシリン)製剤です。

この記事のカテゴリ
この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。