基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

Insert Therapeutics社 リード抗癌化合物・IT-101の第1相試験で最初の患者の治療を開始

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2006-07-20 | コメント

2006年7月19日、Arrowhead Research Corporationは、傘下会社のInsert Therapeutics社がリード抗癌化合物・IT-101の第1相試験で最初の患者の治療を開始したと発表しました。

この第1相試験には切除不能または転移固形癌患者24-48人がエンロールされる予定です。この第1相試験ではIT-101の安全性、忍容性、薬物動態を評価します。

IT-101はポリマー技術・Cyclosertと抗癌剤・カンプトテシン(camptothecin)を組み合わせた製剤です。Cyclosertは、シクロデキストリン(cyclodextrin)と呼ばれる糖の環状反復分子をベースにしたドラッグデリバリー技術です。この技術により、標的組織へ薬剤を集中的に運ぶことができます。

Arrowhead Research Corporationは、物質、電子、ライフサイエンス、エネルギーを含む様々な分野において革命的な影響を与えうるナノテク製品の商業化を手がける企業です。

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アロウヘッド・リサーチ・コーポレーション社
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