Pcsk9はコレステロール受容体レベルを制御してコレステロール値を調節している
Free!Proprotein convertase subtilisin kexin 9(Pcsk9)は、LDLコレステロール受容体(LDLR)のレベルを制御して血液中のLDLコレステロールレベルを調節しているとわかりました。
2004年4月26日のPNAS誌に発表された研究成果です。
マウスにおいてPcsk9を過剰発現させると、HDLコレステロールはそのままで血中のLDLコレステロールレベルが5倍上昇しました。LDLRをノックアウトしたマウスにおいてPcsk9を過剰発現させてもLDLレベルは変化しなかったことから、Pcsk9によるコレステロール値上昇はLDLRを介した作用であると考えられました。また、Pcsk9を過剰発現するとLDLR受容体数が低下することも確認されています。
- Studies Highlight New Cholesterol Findings / HealthDay
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