Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

GlaxoSmithKline社のTRIZIVIRは、SUSTIVAと2種類または3種類のNRTI併用療法に劣る

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2004-04-29 | コメント

2004年4月28日、Bristol-Myers Squibb社は「HIV感染の初期治療において、3種類のヌクレオシド逆転写酵素阻害剤(NRTI)で構成されるGlaxoSmithKline社のTRIZIVIR (abacavir sulfate, lamivudine and zidovudine) は、非ヌクレオチド逆転写酵素阻害剤・SUSTIVAと2種類または3種類のNRTIで構成されるHIV感染治療法に劣る」という研究成果が2004年4月29日のNEJM誌に発表されたことを明らかにしました。


試験開始時のHIV-1 RNA レベルは71,434 copies/mLでした。観察期間中央値32週間時点で、TRIZIVIR投与群の21%が治療失敗(virologic failure)となりました。一方、治療薬にSUSTIVAを含む群ではそのおよそ半分の11%でした。また治療失敗までの期間もTRIZIVIRで有意に短くなっていました。

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