サントリーが青いバラの開発に成功
Free!サントリーがバイオテクノロジーを駆使して青いバラの作成に成功しました。サントリーの社長・佐治信忠氏によれば、3年以内の商業生産を目指すとのことです。
サントリーは1990年からオーストラリアのカルジーン社(現在:フロリジン社)と共に青いバラを共同開発してきました。13年越しの夢が実現です。
バラにはもともとデルフィニジンという青色の色素を作る経路がありません。サントリーはこれをバイオテクノロジーによって可能にしました。
現時点では薄い青ですが、サントリーによれば今後さらに青い色のバラを目指すとのことです。
青いバラの開発の歴史は最相葉月の「青いバラ」に詳しく紹介されています。
- Suntory Breeds World's 1st Biotech-Derived Blue Rose / Dow Jones
- 世界初 バイオテクノロジーを用いた「青いバラ」の開発に成功 / Press Release
- 青いバラ / アマゾン
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