Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

嗅覚に関する研究で多大な成果を収めた2人にノーベル医学賞

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2004-10-05 | コメント

嗅覚に関する研究成果が認められて、「匂いの帝王」でも何度か登場するコロンビア大学のRichard AxelとFred Hutchinson Cancer Research CenterのLinda Buckがノーベル医学賞を受賞しました。


130万ドルの賞金が贈られます。

2人は、匂いを感知する鼻の上部に存在する受容体の製造をコントロールするおよそ1000個の遺伝子群を同定しました。匂いを感知する細胞には1種類の受容体しか存在せず、それぞれの受容体は数種類の匂い分子しか感知しません。

それぞれの細胞は神経を通じて匂い分子の情報を脳に送り、それぞれの匂いの情報が統合、パターン化されて「マンゴーの匂い」とか「鉄の匂い」といったような匂いの感覚を人に与えます。

2人は1991年に匂い受容体のクローニングに成功して以来、分子を匂いとして認識する仕組みを徐々に明らかにしてきました。嗅覚に関する研究から、匂いが動物の活動や性行動に果たす役割なども解明されつつあります。

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