基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

指先から冠動脈疾患

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2004-12-07 | コメント

アテローム性動脈硬化は、心臓の冠動脈だけに限った症状ではなく体内のすべての血管に影響を与えます。アテローム性動脈硬化では血管内皮細胞がまず最初に劣化していきます。


冠動脈の血管内皮細胞の異常がある患者39人、正常な人55人を対象にした試験の結果、reactive hyperemia peripheral arterial tonometry (RH-PAT) という方法で指先の血管内皮細胞の異常を調べれば、非侵襲的に冠動脈の微小血管内皮細胞の異常を診断できるとわかりました。

血管造影等の侵襲的な診断をする前にRH-PATを実施すべきかもしれません。また、RH-PATを実施して早期に冠動脈疾患を同定することで、効果的な治療を早急に開始することも可能となります。

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