Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

アロマターゼ阻害剤・anastrozoleは乳癌の再発を予防する

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2004-12-11 | コメント

局所乳癌の閉経女性9366人を対象にしたおよそ5年間の試験から、初期乳癌の標準療法・tamoxifenに比べてアロマターゼ阻害剤・Arimidex(anastrozole、アナストロゾール)は無病生存期間を有意に延長する作用があると分かりました。


2004年12月8日のLancet誌に発表された研究成果です。

anastrozoleはタモキシフェンに比べて無病生存期間と癌再発までの期間をそれぞれおよそ10%、20%延長しました。

またanastrozole服用群では、乳癌以外への転移ともう一方の乳癌への転移をそれぞれ14%、40%抑制しました。

骨折と関節痛が多くなっていましたが、全体的にanastrozoleの方が副作用は少なくなっていました。

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