Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

葉酸の取りすぎは乳癌での死亡率を上昇させる

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2004-12-12 | コメント

妊婦の葉酸補給に関する1960年代の試験に参加した妊婦2928人を追跡調査したところ、葉酸を使用しなかった女性に比べて高用量(5mg/日)を服用していた女性は死亡リスクが高く、特に乳癌で死亡するリスクが2倍高いという結果となりました。


2004年12月11日のBMJ誌に発表された研究成果です。

胎児の神経管欠損を防ぐために葉酸を妊娠中に服用することが一般的となっていますが、摂りすぎはよくないようです。イギリス政府は葉酸は0.4mg/日を受精前から摂取し始め、妊娠12週までその量の葉酸を摂取することを勧めています。

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