基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

鉄分不足はADHDに関連しており、鉄分補給はADHDに効果があるかもしれない

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2004-12-17 | コメント

4-14歳の注意欠陥多動性障害(ADHD)患者53人とコントロール27人のフェリチン濃度を比較したところ、ADHD患者の多くで血中フェリチン濃度の低下が認められました。


2004年12月のArch Pediatr Adolesc Med誌に発表された研究成果です。

ADHD患者の84%でフェリチンレベルが低下していました。一方コントロールでは僅かに18%でした。また、フェリチンレベルの低下が著しい患者ほどADHDの症状が重く、認知機能も悪化していました。

この結果から、鉄分不足はADHDに関連しており、鉄分補給はADHDに効果がある可能性があると分かりました。

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