ベータ・ラクタム系抗生物質はグルタミン酸トランスポーターの発現を亢進してグルタミン酸の神経毒性を抑制する
- 2005-01-08 - ベータ・ラクタム(Beta-lactam)系の抗生物質は、グルタミン酸トランスポーター・GLT1の遺伝子発現を亢進させて、グルタミン酸の神経毒性を防ぐ作用があると分かりました。 (2 段落, 180 文字)
- [全文を読むには有料会員登録が必要です]
- [有料会員登録がお済みの方はログインしてください]
- [メールマガジン(無料)をご利用ください]
2021-03-06|筋萎縮性側索硬化症
+ ALSで生じうる上位運動ニューロン変性を食い止める化合物を初めて同定
2020-10-25|筋萎縮性側索硬化症
+ 末梢マクロファージの取り次ぎで脳のマイクログリアを神経保護にあたらせうる
2020-10-18|筋萎縮性側索硬化症
+ Amylyx社の経口液剤AMX0035でALS患者の生存も改善
2020-09-04|筋萎縮性側索硬化症
+ ALSと前頭側頭型認知症のTDP-43凝集をC9orf72の反復伸長発現抑制剤で防げる
2020-06-24|筋萎縮性側索硬化症
+ 血中の脳起源エクソソーム内の8つのマイクロRNA配列でALS患者を識別可能
また、Clinicaltrials.govによると、National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS) の出資によってALSを対象にしたceftriaxone(セフトリアキソン)の第3相試験がアメリカで進行中です(2)。
ALSを対象にしたセレコキシブ(celecoxib)の臨床試験は残念な結果となってしまいましたが(3)、セフトリアキソンの臨床試験はうまくいって欲しいと思います。
願わくは、こういう海外の臨床試験に日本も積極的に関与していって欲しいと思います。
(1)Amyotrophic lateral sclerosis--a new role for old drugs. N Engl J Med. 2005 Mar 31;352(13):1376-8.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cm
\nd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=15800236&query_hl=5
\n&itool=pubmed_docsum
(2)Clinical Trial Ceftriaxone in Subjects With ALS
http://www.clinicaltrials.gov/ct/show/NCT00349622?order=1
(3)Trial of celecoxib in amyotrophic lateral sclerosis. Ann Neurol. 2006 Jul;60(1):22-31.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cm
\nd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=16802291&query_hl=7
\n&itool=pubmed_docsum