前頭前野でセロトニンが不足すると固執傾向が出現する
Free!マーモセットの実験で、前頭前野でセロトニンを枯渇させると、以前に経験した報酬刺激に固執傾向を示すようになると分かりました。
2004年5月のScience誌に発表された研究成果です。
固執傾向以外に認知機能に影響はでませんでした。この結果から、前頭前野のセロトニン不足は強迫性障害、統合失調症等の精神疾患における固執傾向と関連があると考えられました。
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