Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

日周を調節する遺伝子・Period3の変異は乳癌と関連がある

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2005-02-09 | コメント

最近の疫学調査の結果から、日周期(サーカディアンリズム)の障害は乳癌と関連することが示唆されています。また、日周にかかわる遺伝子は細胞増殖、細胞周期、細胞死を調節していることも明らかになっています。したがって、日周にかかわる遺伝子の変異は癌の発現に関与している可能性があり、癌のマーカーとして利用できるかもしれません。


イェール大学の研究者等は、閉経前の若い乳癌患者389人とコントロール432人を対象にして、日周遺伝子・Period3 (Per3) の遺伝子型と乳癌の相関を調べました。その結果、Period3に特定の変化がある女性は乳癌に1.7倍なりやすいという結果になりました。

Period3は乳癌のバイオマーカーの一つである可能性があり、今後さらに研究していく価値があると考えられました。

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