基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

シルデナフィル(バイアグラ)は小児の肺高血圧症にも効果がある

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2005-06-17 | コメント

シルデナフィル(Sildenafil)は最近Revatioという商品名で肺高血圧症(PAH)の治療薬としてアメリカFDAに販売承認されました。5-18歳の小児のPAH患者14人を対象にした1年間の試験から、経口のシルデナフィルは小児のPAHにも効果があると分かりました。


1年間のシルデナフィル投与により、PAH小児は6分間の歩行距離が278±114mから432±156mに延長しました。肺動脈圧は60mmHgから50mmHgに低下しました。また肺血管抵抗も15 Wood units m(2) から12 Wood Units m(2) に低下しました。

今後大規模な試験で小児のPAHに対するシルデナフィルの効果を検証する必要があります。

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