基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

ヤドリギ抽出物は膀胱がんの術後再発予防療法として有望

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2005-07-04 | コメント

膀胱がん患者30人を対象にした第1/2相試験で、レクチン量で標準化したヤドリギ抽出物を手術後にアジュバントとして膀胱腔内に注入すると、カルメット・ゲラン菌(BCG)によるアジュバント治療と同等の再発防止効果が得られるという結果となりました。


pTa G2とpT1 G2腫瘍患者の12ヶ月間の再発率は33%でした。この数値は、過去に実施された試験でのアジュバントBCG治療患者での再発率と同等でした。

BCGでは副作用が問題となりますが、ヤドリギ抽出物ではWHO分類1-4に該当する副作用は認められませんでした。

この結果から、標準化したヤドリギ抽出物は膀胱がんのアジュバント療法として有望と考えられました。

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