Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

定期的にマンモグラムや医師の乳癌診察を受けても乳癌の生存率は改善しない

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2005-07-21 | コメント

1983〜1998年に死亡した45-65歳の乳癌患者と乳癌ではない女性2501人のデータを比較したところ、定期的にマンモグラムや医師の乳癌診察を受けても生存率は改善しないという結果となりました。すなわち、この結果からは、定期的に乳癌検診を受けても受けなくても生存期間は一緒であると考えられました。


ただ、有意差はなかったものの、乳癌のリスクが高い女性が定期検診を受けた場合、生存期間が延長する傾向が認められました。

今回の結果が正しければ乳癌検診を受ける必要がないのではないか?といえばそうではありません。同じ寿命でも、早期発見して早期治療した方がより健康な状態を保てる可能性があります。

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