三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

全身性エリテマトーデスへのBMSのTYK2阻害薬deucravacitinibのPh2試験成功

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2022-06-02 | コメント

中等〜重度全身性エリテマトーデス(SLE)患者へのBristol Myers Squibb(BMS)の経口TYK2阻害薬deucravacitinib(デュークラバシチニブ)の第2相試験で目当ての効果が認められ、第3相試験の取り組みが始まっています。

Ph2試験の結果、3 mgを1日2回服用する群と6mgを1日2回服用する群の32週時点での病状指標SLE Responder Index-4〔SRI(4)〕達成患者の割合(それぞれ58%と50%)がプラセボ群(34%)を有意に上回りました。

高用量投与の方が効果が低いのが気がかりです。

また、12 mgの1日1回服用のSRI(4)達成率は45%であり、プラセボ群と有意差がつきませんでした。

deucravacitinibはTYK2を阻害し、免疫疾患の数々に寄与するIL-23、IL-12、IFNなどのサイトカイン伝達を断ち切ります。

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