Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

Replidyne社とForest社 新規の抗生物質・ファロペネムの開発提携を解消

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2007-02-08 | コメント

2007年2月6日、Replidyne社とForest Laboratories社は、新規の経口抗生物質・faropenem medoxomil(ファロペネム)の開発に関する提携を解消したと発表しました。

両社はアメリカ国内でのファロペネムの開発・販売で提携していました(2006年2月14日BioToday)。

しかし、急性細菌性副鼻腔炎、市中肺炎、慢性気管支炎の急性増悪、皮膚と皮膚組織の複雑感染の治療薬として承認申請されたファロペネムに対してアメリカFDAは2006年10月に非承認を通知しました(2006年10月24日BioToday)。アメリカFDAはこの非承認通知でファロペネムの追加臨床試験を要請しました。

この非承認通知を受けてForest社は提携を解消しました。

この提携解消により、ファロペネムの権利はReplidyne社が再取得します。この提携終了に伴ってForest社には金銭的負担は発生しません。

Replidyne社はfaropenemの販売承認が獲得できると信じており、FDAと協議して承認を得るための方法を特定していく予定です。

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