GlaxoSmithKline社 XenoPort社からギャバペンチンプロドラッグ・XP13512をライセンス
Free!2007年2月8日、GlaxoSmithKline(GSK)社とXenoPort社は、XenoPort社のギャバペンチン(gabapentin)プロドラッグ・XP13512の共同開発・販売で合意したと発表しました。
レストレスレッグス症候群(RLS)を対象にしたXP13512の第3相試験が進行中です。また、神経因性疼痛の治療薬としてXP13512の第2相開発中です。
XP13512は腸からの吸収を高めたgabapentin(ギャバペンチン)前駆製剤です。腸で吸収されるとすぐにギャバペンチンになります。
この合意により、XenoPort社は7500万ドルのアップフロントを得ることができます。また、RLSの承認申請までの活動中に最大6500万ドルの達成報奨金、開発・薬事達成報奨金として最大2億1000万ドル、RLSと神経因性疼痛の治療薬としての販売成功に基づく売り上げ達成報奨金として最大2億9000万ドルを得ることができます。
発売後は売り上げに応じてロイヤリティーを得ることができます。
GSK社は、アステラス製薬がライセンスを保有している特定のアジア地域を除く全世界でのXP13512の開発、製造、販売権を有します。
アメリカでは、XenoPort社がRLSを対象にした開発を完了させます。第3相試験で良好な結果が得られることを条件として、GSK社はRLSの治療薬としてアメリカFDAにXP13512を承認申請する予定です。
神経因性疼痛を含むRLS以外の適応の開発や薬事業務はGSK社が担当します。
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