プロバイオティクスから抽出したDNAはTLR9を介して炎症反応を抑制する
Free!体に良い働きをするバクテリア(プロバイオティクス)から抽出したDNAは、免疫タンパク質・TLR9への作用を介して大腸炎モデルマウスの大腸炎を防ぐ作用があるとわかりました。
2004年2月のGastroenterology誌に発表された研究成果です。
生きたプロバイオティクスと抽出したDNAで大腸炎抑制作用に差はありませんでした。したがって、プロバイオティクスから抽出したDNAが、潰瘍性大腸炎やクローン病などの治療薬となりうる可能性があります。
- Bacterial DNA Reduces Inflammation in Mice / Press Release
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